こども(小児)歯科Pediatric dentistry

Pediatric dentistry
こども(小児)歯科

子どものときからむし歯ゼロを目指して

子どものときからむし歯ゼロを目指して

Ayaデンタルオフィスは、開院した2005年よりお子さまから大人まで、年齢に応じてそれぞれに合わせた治療を提供しております。
ご家族で通える、小さい頃から長く通えるかかりつけ医を目指し、専門分野に特化したスタッフによるチーム医療で皆さまの快適なデンタルライフをサポートいたします。

Ayaデンタルオフィスでは

さいたま市乳幼児健康診査を実施しています。
1歳6か月児歯科健康診査(1歳6か月から2歳未満のお子さん)
3歳児歯科健康診査(3歳から4歳未満のお子さん)
受診の際は、当院までお電話でご連絡いただき、健診表・母子健康手帳をご持参ください。

子どもの歯の健康を守るのは、お父さんお母さんからの一生をかけたプレゼントです。

乳歯の状態がこどもの歯の将来を決めます。
むし歯になった場合も乳歯もきちんと治療しましょう。

乳歯(こどもの歯)は、むし歯になりやすい
乳歯は永久歯に比べて歯の表面の層(エナメル質)が薄いため、むし歯になりやすいです。
むし歯になってしまうと、歯の表面が薄い分短期間で神経まで進行してしまうこともあります。
ただ、お子さんはまだきちんと歯みがきすることができません。

子どもが嫌がるから…
時間がないから…

と、仕上げ磨きをすることを諦めないでください。
お父さん、お母さんが毎日しっかりチェックをして仕上げみがきをしてあげて、乳歯を守りましょう。

乳歯のむし歯が永久歯に影響する
「乳歯は生え替わるから、むし歯になっても大丈夫」と思っていませんか?
乳歯のむし歯を放置してしまうとどうなってしまうのでしょうか?

  • あとから生えてくる永久歯へ影響する
  • 顎(あご)の発達を妨げる
  • 歯並びが悪くなる
  • むし歯を痛がって食べることを嫌がる
  • 痛い歯で噛まないようになり、痛くない歯だけで噛むことで悪影響がでる

初期むし歯は治療も簡単にすみます。

Ayaデンタルオフィスでのお子さんの治療の流れ

  1. 口腔内診査・チェック

    まず最初に、お子さんの口腔内をチェックいたします。
    むし歯がないか、歯ぐきや粘膜に問題がないかチェックいたします。
    初めての歯医者さんでも不安がないように担当歯科衛生士がお子さん本人にもご説明いたします。
  2. ブラッシング・歯磨き指導・食育指導

    歯科衛生士による歯のブラッシングを行い、プラーク(歯垢)などを取り除き、さらに正確な口腔内診査を行います。
    お子さんそれぞれに合わせて歯ブラシの指導、
    歯ブラシの選択、補助用具(デンタルフロス、ワンタフトブラシなど)を指導していきます。
    また、普段の食生活についてもアドバイスしております。

    また、きちんと歯が磨けているかをチェックし、本人や保護者の方にお話していきます。
  3. 治療方針についてお話します

    保護者の方へ口腔内診査の内容についてお話します。
    今の現状で治療が必要なところや、今後の予防で必要なことなどをご説明いたします。
    むし歯の大きさの確認や、生え替わりの時期など必要に応じてレントゲン撮影を行う場合もあります。
  4. 治療、予防処置

    できるだけ、お子さんに優しい治療を提供するとともに、今後むし歯にならないよう予防処置を進めていきます。
    フッ素塗布、必要に応じてシーラント(保険適応)を行います。
  5. 定期健診

    健診、治療の後は定期健診にいらしてください。
    むし歯の早期発見はもちろん、生え替わりの時期は本人だけの歯ブラシはとても難しいため、こちらでもしっかりお子さんの年齢に応じて指導致します。
    何もないと間を開けてしまいがちですが、お子さんの歯を守るためにぜひ継続して歯科健診にいらしてください!

乳児期

むし歯菌に感染しやすい時期

むし歯菌に感染しやすい時期

生後6ヶ月くらいまでは、お母さんの口から唾液と一緒に虫歯菌が入ってきたとしても、赤ちゃんのお口には住み続きません。
大体離乳食が始まる時期(生後1歳6ヵ月くらいから生後2歳6ヵ月くらいまでの間)に虫歯菌の感染が起こります。食べ物の口移しなどから、虫歯菌がお口に入ってしまうことが多いです。
なるべく口移しなどを控えて赤ちゃんのお口の中に虫歯菌を発生させる時期を遅らせましょう。

家族内からの感染を防ぐには?

スプーンやお箸などを共有しない
家族(特にお母さん)のお口の環境を整える
スキンシップの取り方に気を付ける

幼児期

乳歯も生え揃い、永久歯も生え始める大事な時期

乳歯も生え揃い、永久歯も生え始める大事な時期

幼児期は、お口の中でも乳歯が生えそろい永久歯が生え始める大切な時期です。
この時期に大きなむし歯になってしまいますと、永久歯のかみ合わせにも大きく影響してしまいます。
お子さんによっては、小さいうちに治療することが歯医者さんへのトラウマになってしまうことも…
そうならないためにも歯医者さんへ定期的に来て歯のチェックをしながら、歯医者さんへ来ることへ慣れていきましょう。

幼児期の大事なポイント

  1. 6歳臼歯(第1大臼歯)のむし歯予防

    6歳臼歯とは、6歳前後に生えてくる奥歯の永久歯です。
    永久歯の中でも早い時期に生えてきますが、まだ自分だけでは歯磨きがままならない時期に生えてくるため、非常にむし歯になりやすい歯となります。
  2. 生え替わり前の乳歯の奥歯と歯の間(隣接面)のむし歯予防

    大体3歳ごろに乳歯は生え揃いますが、大きくなるにつれて甘い食べ物や飲み物を飲む機会も増えてきて、むし歯の細菌も増える時期となります。
    乳歯の奥歯も溝が深く、汚れも溜まりやすいため、永久歯に生え変わる前にむし歯になることもあります。
    乳歯は永久歯と比べて歯の質が柔らかいため、歯と歯の間に物が詰まったままになってしまうと歯と歯の間から気付かない間にむし歯が進行してしまうことがあります。
  3. 乳歯の生え替わりに伴う奥歯のかみ合わせ

    歯並びが悪いことで、歯ブラシの毛先が届きにくいところが増えてしまい、その部分に汚れがたまるとむし歯になりやすくなります。
    かみ合わせが悪くなることで、食べ物がうまくかめない、発音が正しくできなくなることがあります。
    歯並びが悪くなる原因は遺伝性のものもありますが、他にも乳歯のむし歯が影響して起こることもあります。
    乳歯が生え替わり、歯の間に隙間ができることで永久歯が正しく生える場所を確保します。
    もし乳歯のむし歯が大きく抜かざるを得なくなってしまった場合、隙間が大きくなり永久歯が通常の位置に生えてこななってしまうと永久歯がズレて生えてきてしまうことがあります。
    「乳歯はいずれ抜けるからむし歯になっても大丈夫」というわけではありません。
    将来的に永久歯を長く保たせるには、乳歯の時期からむし歯をつくらないことが非常に重要です。
  4. 歯並びを悪くする要因をつくらない

    幼児期の歯並びに心配なのは、歯並びを悪くしてしまう癖にあります。
    歯並びを悪くしてしまう癖にはこのような事例があります。

    ・3歳、4歳をすぎても指しゃぶりをしている
    ・上唇、下唇を吸うような仕草をする
    ・舌をベーとつきだす
    ・頬杖をつく

    などの癖がお子さんに見られるようでしたら、注意が必要です。

学童期(6歳〜12歳くらい)

学童期

乳歯と永久歯の混在する時期は、歯に隙間ができたり、生えはじめの歯が多くむし歯になりやすいです。
引き続き、6歳臼歯の歯みがきは丁寧にやりましょう。
6歳臼歯などの永久歯は、咬む面の溝が深いので、場合によってはシーラント(歯の溝をむし歯にならないようにフッ素入りの樹脂で予め埋める)処置を施す場合があります。
シーラントが必要かどうか、シーラントをする時期は健診に来院された時にご相談ください。

学童期の大事なポイント

幼児期に引き続き

①6歳臼歯(第1大臼歯)のむし歯予防
②生え替わり前の乳歯の奥歯と歯の間(隣接面)のむし歯予防
③乳歯の生え替わりに伴う奥歯のかみ合わせ
④歯並びを悪くする要因をつくらない
ことが大事です。

さらに、健康な歯、歯並びを作るために必要な要素があります。
まずは生えかわりで生えてきた永久歯をむし歯にしないことがとても重要です。
むし歯になることで、歯の形が大きく変わったり、乳歯から永久歯への健全な交換を妨げる原因になります。
また、顎の成長には食べ物の影響も考えてよく噛むことが非常に大事です。
歯並びに影響する癖として

  • 指しゃぶり
  • 舌を吸う
  • 唇を噛む

などがあります。(お子さんの仕草を注意して見てみてください。)
上記の習慣は、いずれも歯や顎に特定の力が加わるため、歯並びや骨格形成にはあまりよくありません。
その他、鼻が詰まっているから、と口から息をする口呼吸なども上唇の緊張がなくなり、上顎前突(出っ歯)の原因になることがあります。

学童期でも引き続き

  • フッ素塗布
  • シーラントの処置(必要な場合)
  • 定期的な歯科健診

を行っていきましょう。

青年期(思春期)(13歳〜18歳くらい)

青年期

この時期になると、生活習慣もガラッとかわることで新たな歯や歯茎のトラブルが起きてきます。
部活をはじめたり、勉強などで忙しく間食の増加、夜更かしなど、生活のリズムが不規則になりがちな時期です。
保護者の目もなかなか行き届かず、さらに本人の歯への関心の薄れなどから、つい歯みがきもおろそかになってしまいがちです。

ホルモンの影響で歯周病菌が急増

思春期の時期は心と体の成長に伴い、分泌されるホルモンが変化し、ホルモン量も増加する時期です。
この時期は歯周病菌がホルモンを栄養源として増殖し、歯ぐきが赤く腫れたり、歯ぐきから出血しやすくなるなど、いわゆる歯肉炎を起こしやすくなります。

ロ臭が出やすくなる

ホルモンバランスの変化や歯肉炎、さらに口呼吸による口の乾燥が元々あると、口臭が出やすくなります。
また、早食い、丸飲みなどでかむ回数が減ると、唾液の分泌量も減って口の中の洗浄作用が低下するため、さらに口臭の原因を作り出してしまいます。

一日3食きちんと食べ、食後は歯みがきしましょう。
規則正しい生活は、歯と口だけでなく成長期の心と体の発育にもつながります。

歯医者さんでの定期健診

保護者の目が行き届かないからこそ、歯医者さんでの定期健診が大事になってきます。

小さい時から歯医者さんに行く習慣がついていれば、自分でも歯医者さんに行く重要性を理解している子が多いので、小さいうちから歯医者さんにいく習慣をつけましょう。
Ayaデンタルオフィスでは、ご本人が磨けていないところもしっかり指導致します。

むし歯もなく口腔内の状況もよりよくできるようにサポートします!

※親御さんへのお願い

歯医者さんでの定期健診

未成年の方の治療の際は、初診の際はお付き添いをお願いいたします。
病気などの既往歴、薬の服用について、治療の同意についてお伺いする場合がございます。
特に麻酔が必要となる治療の時にはご一緒に来院くださいますようお願いいたします。

夏休み期間には、キッズイベントとして
「歯医者さん体験〜気分はすっかり歯医者さん」を行うなど、お子さんが歯医者さんに馴染めるよう積極的に取り組んでいます♪